伝習会 第166回
伝習会
〈 第百六十六回 〉
【祖国に誇りを持てる日本人を復活させよう!!】
~ 自国を愛せない、【愛国心】のない民族が世界にいるでしょうか。
羞じを恥と思わない人間に、日本人は成り下がったのでしょうか。
【愛国心】、国を愛せない人がどうして家族や親を愛せましょうか。
今回の【教育基本法改正】に、どうして【愛国心】の表現を入れられないのでしょう
か。自民党は【我が国や郷土を愛する態度】、民主党は【日本を愛する心の涵養】と表
現を主張して、最終的には、自民党案に決定しました。何故堂々と、【国や郷土を愛す
る心】の表現が出来ないのか、理解に苦しみます。なにはともあれ、国づくりの基本
は教育です。【教育基本法改正】は、【脱戦後】への大きな一歩だと思います。
かって、戦前日本に滞在した外国人の中で、日本人をどのように評価していたか、
見てみましょう。
☆…【アインシュタイン】が【あらゆる国の歴史を超越した最も古い国・日本】と題して、大正11年11月から約四十日間、滞在して、次のように語りました。【世界は進むだけ進んで、その間、幾度も闘争が繰返され、最後に闘争に疲れる時が来るだろう。其の時、世界の人類は、必ず真の平和を求めて、世界の盟主を上げねばならぬ時が来るに違いない。その世界の盟主は武力や金力でなく、あらゆる国の歴史を超越した最も古く、且つ、尊い家柄でなくてはならぬ。世界の文化は、アジアに始まってアジアに帰り、それは、アジアの最高峰日本に立ち戻らねばならぬ。我らは神に感謝する。天が我等人類に日本という国を造っておいてくれたことを。】
☆
…【ポール・クローデル】(1921~1927駐日フランス大使)詩人・劇作家
【日本は貧しい、しかし高貴だ。世界で唯一つ、どうしても生き残って欲しい民族を上げるとしたら、それは日本人だ】
☆
…【ラフカデイオ・ハーン】(アイルランドの守護聖人)。1890年、民俗学研究の為来日、松江中学校の英語教師となる。日本に帰化して小泉八雲となる。
【朝日を礼拝する庶民の姿に感動し、こんな素晴らしい民族はいない】
☆
…【フランシスコ・ザビエル】(スペイン・日本に始めてキリスト教を伝えた人)
1549年鹿児島に上陸した時、【真に優れた人達に初めて出会った】と称賛した。
私達の先達は世界から称賛されるような、誇り得る素晴らしい民族だったということが証明されています。戦後駄目にされたのはアメリカの性だと言うが、それを受け入れたのは日本人です。憲法にしても昭和27年に独立していながら、そのまま引き続き掲げている日本にも非があることは言うまでも在りません。
優秀な我が民族を一番恐れていたのはアメリカでした。連合国最高司令官・マッカーサーの【日本弱体化政策】が功を奏したのです。その片棒を担いだのは紛れも無く日本の日教組です。一日も早い脱却を図るには、【人間学】の学習と【知行合一】の修養を中国古典に求めることでしょう。
【一年の計は穀を樹うるに如くはなく、十年の計は木を樹うるに如くはなく、終身の計は人を樹うるに如くはなし】(管子) ~