伝習会
〈 第四十七回 〉
【春風以接人、秋霜以粛自】……言志後録(佐藤一斎)
(読み…春風を以って人に接し、秋霜を以って自らを粛む)
(訳…人に対しては、春風のように温かく接し、己に対しては、冷たい
秋の霜の如く、厳しく、律し、自らの行動を戒めよ)
~ 人に対しては、春の風のように温かく、思いやりを以って接しなさ
い。自らには、秋霜烈日が如く、自らを律っせよ。と……
分かってはいるが、実践となると、なかなか難しいことですね。
せめて、【寛猛中を得るに在り】、寛容と厳格の中庸(中間)を持って
接すれば宜しいのではないでしょうか。~